戸籍謄本とは

戸籍謄本というのは、通常現在の戸籍のことです。住民票とは異なり、近くの役所ですぐに取得できるものではなく、本籍のある役所でのみ取得できるものなのです。役所が遠方の場合は、直接出向くか、郵送による取り寄せとなります。


例えば、運転免許証などで、現在の本籍が正確に確認できます。住所とは意味が異なることに注意が必要です。本籍が、市外や県外など遠方の場合は、郵送による取り寄せとなるでしょう。郵送による取り寄せには、請求書はもちろん必要ですが、小為替や身分事項証明書の提出、つながりのわかる戸籍が必要になり、意外と面倒な作業となります。

取り寄せて取得した除籍謄本のイメージ

亡くなった方の銀行預金や郵便貯金などの引き出しや、不動産(土地と建物)や自動車や株などの相続人への名義変更、つまりあらゆる相続手続きには、亡くなった方の生れてから亡くなるまでの全ての戸籍類が必要とされています。


ここで説明しました戸籍謄本も、亡くなった方の生れてから亡くなるまでの全ての戸籍の中に含まれますので、相続手続きする為には、取り寄せして、提出しなければなりません。


つまり、戸籍類を、財産の種類に応じて、それぞれの機関 (預貯金なら銀行や郵便局 ・不動産なら法務局 ・ 自動車なら陸運局 ・株などは証券会社) へ申請書などと共に提出すれば、相続を完了することができることになります。

相続に必要な戸籍謄本などの取得にお困りの方はこちらの方法もあるようです。


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